■「敬老の日を聴き書きの日に」キャンペーン
聴き書きイベント速報!〜2008年8月6日 戦争体験を語る会@神奈川県横浜市〜

会場は横浜市もえぎ野の地域ケアプラザ(ユートピア青葉)。
中学生、大学生から社会人、主婦の方まで、
当日は約20名の参加者の方々にお集まりいただきました!
また、語り手として参加してくださった方もいらっしゃいました。




今回の聴き取りのなかで
お話しくださった内容の一部を
ご紹介します(聴き取りシートメモより)。
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・満州の冬はとても寒く、タオルが凍ることも。
軍隊は、入隊以前の経歴は全く関係なく、
先に入隊したほうが先輩に。
軍隊に入ると人間扱いされないほど。
刑罰が厳しかったが、一方で要領を覚えていった。
・8/15終戦の日は、ラジオのある家に集まって
玉音放送を聞いた。
戦争が終わってほっとしたが、
大人の人は皆泣いていた。


・戦後は食糧難で、じゃがいものでんぷんのカスを
団子にして焼いてしょうゆをつけて食べた。
・もち草(雑草)、イモのツルをよく食べた。
その辺に落ちているどんぐりを
つぶして団子にして食べたけれど、
これがまずくてまずくてたいへんだった。
・空襲のときは、昼のように夜が明るかった。
「こどもの国」の近くの田んぼに飛行機が落ちて、
人がちらばっていた。
・火薬入りの袋をミシンで縫って手榴弾の中に入れるという
手伝いを12〜13歳のころやっていた。
そのときに初めてコーヒーをご馳走になったのを
よく覚えている。
・トラック島ではひどい食糧難で、ネズミを食べたりした。
一方で、海軍の食糧は豪華だった。
・外地では食事もままならなかった。
動物性タンパク質はエスカルゴ、トカゲなどに
唯一の調味料である塩をかけて食べた。
トカゲは美味。
エスカルゴはスコールのあとに良く食べていた。
タバコも海軍からもらって栽培していた。
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○参加者の方からの声

・たくさんお話をいただくことができ、
とても興味深かったです。
3年くらいの陸軍の生活のなかでも
非常に多くの土地(満州→フィリピン→トラック島)
を訪れていて、驚きました。
(東京都・29歳・女性)
・私の祖父はどちらも90歳近いのですが、
以前、戦争について興味を持った歳、
インタビューのようなことをしたことがありました。
そのときの話も勉強になりましたが、
今回はそれよりも少し下の世代の方たちの意見を聞け、
男女の歳、世代の差から、
全く違う戦争の一面を見ることができ、
とても新鮮に感じました。
(東京都・21歳・男性・大学生)
・日本史など興味もあり、知識もあるつもりで
臨んだのですが、お話を実際きいてみると
そのような知識はあったらいいが、実際あまり
役に立ちませんでした。
お話をきいているうちに、その人自身について
知らないと理解するのが大変だと感じました。
その人の歴史をきくので、ききもらさないように
しっかりきかなければならないと思いました。
また、高齢者の方からお話を聴く機会はほとんど
なかったので、高齢者の方の見方が分かったと思いました。
普段、道で見かけたり、
アルバイトの接客でという形でしか接することがないので、
内面について触れることができて、
人生の先輩であると実感でき、
歴史を背負っている方だと思いました。
最後に、時間をさいてお話ししてくださるので
相手にとって迷惑ではないかと心配していましたが、
気さくにお話ししてくださってすごく嬉しかったです。
(東京都・20歳・女性・大学生)
・不特定の方を対象とするのは
意外に難しいのかもしれないと思いました。
(東京都・男性)
・戦地に行かれた方の体験をお聞きするのは初めてだったので
興味深くきくことができました。
軍隊生活の厳しさ(体罰など)、現地で
食糧もなく、ネズミを食べていたなど、
生々しいお話を聞き、
現在の我々の生活からかけ離れた状況を知ることができました。
ご高齢にもかかわらず、しっかりと当時のことを
覚えていらっしゃることに驚き、また、
このようなお話が語り継がれていくことは
大事なことだと思いました。
(東京都・44歳・女性・主婦)
・お話をうかがうのは難しいと思いました。
参加してよかったと思います。
(東京都・51歳・女性)
・我々戦争体験者は年と共に鬼籍に入れられてしまいますので、
体験談をどのような形で、戦争の悲惨さ、平和の世界
として残すのですか?
(神奈川県・89歳・男性・無職)
・いろいろな話を聞き、私が知らない諸島や地名なども
詳しくきくことができ、とても勉強になりました。
また、ネズミを食べていたことも
話をうかがったことで知り、
「こんなものも食べていたのか」
と思い、今では考えられないことだと思いました。
(東京都・12歳・女性・中学生)
・やはり実際にお話をきかせていただくと、
リアルに感じられる部分がありました。
大きな歴史としての戦争は知っていても、
個人が感じる戦争というのは、
個人個人とまちまちだとも思います。
ただ、そういった時代の上に自分たちが
生きているということは、忘れてはいけないなと
感じました。
また、こういった経験は、しっかりと
残していくべきだとも感じています。
(神奈川県・30歳・男性・会社員)
・本やテレビなどでは、どうしても編集という
作業を経るため、実際に戦争を経験した人の
「生」の声を聞けて、色々勉強になった。
(東京都・20歳・男性・大学生)
・学校では習えない実体験としての
「戦争」をうかがうことができた。
貴重な機会だった。
(東京都・21歳・男性・大学生)
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貴重なご感想、どうもありがとうございます。
お話しいただいた方々、
参加いただいた方々からの
お声から、
会の進め方や聴き取りをどのように
残していくべきかなど、
改めて考えさせられました。
たくさんの方に参加いただき、
本当にありがとうございました。
当日は、以下の方々にも取材をしていただきました。
・朝日新聞
・日本農業新聞
・日本医療企画(『かいごの学校』発行)
・ヤフーボランティア
・学習研究社
どうもありがとうございます。
会場の方にもたくさんのご協力いただき、
どうもありがとうございました!
次回イベントの際にも、
みなさまからの参加ご希望をお待ちしています。
瀧澤尚子